絵が描きたいヨ〜!

 仕事で描く絵は仕事で描く絵なので絵を描いてる感が薄く、絵を描きたい欲がぜんぜん満たされないのである。

 

 仕事で描く絵はいわばツアーの旅行だ。最終的な目的地が決まってて、寄り道が(あまり)許されていない。それでも楽しいのだけど、結構疲れる。

 

 対して勝手に描く絵は自由な一人旅だ。目的地も決まってるんだか決まってないんだか、目指すとこに行ってもいいし途中で帰ってもいい。ずーっと寝ててもいい。その自由さがいかす。

 

 自由を謳歌しつつお金がもらえたらいいなぁ〜〜。

 

 昔友達とレストランで食事している時に、自分の携帯に自分の番号から着信が入ったことがあった。怖かった。狼狽しているうちにコールが途絶えて終わったが、出たらどうなっていたんだろう。

 

 テーブルの下からかわいいハムスターが飛び出して来たら嬉しいな❤️ 1000匹❤️

 

 

 

 

 1000匹は多すぎるな。怖い。

ℒℴνℯ涙色

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 無印でネックピローを買いました。

 

 週の半分以上を椅子で寝るヤベー生活を何年も続けているので、どうせなら椅子で寝る環境を良くしようと思ってネックピローを買ったんです。ご存知の通り私はどこでも寝られる睡眠時無呼吸症候群罹患者。新幹線の90度の座席でも安眠するし、ライブ中つい立って寝ることすらあります。常日頃から眠くて目を閉じればすぐ入眠するので、別段横になる必要性をあまり感じていないのです。

 

 そんな私がネックピロー。曲がりなりにも枕を買いました。夜行バスなんかをよく利用する人には必須のアイテムだそうですが、前述の通り即入眠の私は夜行バスももちろん身一つ。初めてのネックピローです。どんなもんかと首に巻いてみます。

 

 目を覚ましたのは12時間後でした。椅子で12時間も寝ていたのです。ネックピロー恐るべし。普段は4時間程度のところ、3倍も寝てしまっていたのです。即入眠マンの私と言えど椅子に12時間(もちろん背もたれはリクライニングしません)は応えます。軽く体を動かしてから作業に戻ろうと机に向かいました。

 

 気付けば3時間後でした。いつの間にか二度寝していたのです。ネックピロー恐るべし。私には過ぎた代物でした。快適すぎる環境は人をダメにすると学びました。ネックピローはもう使いません。ファックピローです。首から取り外したのち近所のお寺でお焚き上げしてもらいました。立ち昇る紫の煙が、笑っていたような、気がしたなあ。

おつくり食べなはれ

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 かわいいパッケージのいちごプリン売ってたから思わず買っちゃった❤️ 4つ入っててそれぞれ違うイラストで全部かわいかった! 内藤ルネさんの絵はかわいいから好き! これいちごプリンだからかわいいけど、焼きそばだったら全然かわいくない。同じパッケージでにんにく焼きそばだったら多分買ってなかったと思う。同じパッケージで豆腐だったらギリ買ってたかな。でも高野豆腐だったら買わなかったな〜。

 

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 ここで内藤ルネさんの絵があったら多分買わないであろうモノランキングを発表します。

 

3位

金具

 

金具は必要に応じて必要なサイズを買うので、かわいいイラストが描かれていても購入する決め手になりません。

 

2位

建具

 

かわいいイラストでも家の内装にずっとあると飽きてきそうだから、建具は無地か主張の少ないものを選びたいです。

 

1位

メガネ

 

イラストが入る場所がレンズしかないと思うし、もしレンズに絵が入ってたら邪魔なので、メガネにかわいいイラストはいりません。仮に極太のフレームに絵が入っていたとしても自分では見えないし、鏡でもよく見えないし、メガネを外すと尚更見えません。メガネは全体的に不向きです。

 

 

 いちごプリンはおいしい味がした。日本の夜明けぜよ。

書を捨てよ町田は神奈川

 飴ちゃんが好きではなかった。というのも品行方正清廉潔白を絵に描いたように生きてきた私にとって、唾液まみれで口内に居座りいつしか消える飴ちゃんはライクア鼻水、品のない食べ物の代表格として映っており、自分がそれを口にすることに昔から強い嫌悪感を感じていた。という理由を今こじつけた。本当はなんかしゃらくせーと思って一切食べなかった。もちろん自分で買うことはなかったし、誰かから飴ちゃんを頂く機会があっても、上の飴ちゃんは軒下に、下の飴ちゃんは全て屋根に投げて強い歯が生えるよう祈ったりしていた。おかげで強い歯が生えた。(私は永久歯と書いてとわっぱと読むロマンチストだ)

 

 ところが44年経ってみて再び飴ちゃんを口にする機会が訪れた。諸事情で歯が全て抜け落ちたので、歯の代わりにコーンをぎっしり歯茎に詰めていたら上司にこんなことを言われたのだ。

 

「おい、貴様、歯をコーンに、するな!」

 

 これにカチーンと来た私はこう言い返してやったのだ。

 

「ふがふがふがふがふが」

 

 歯がコーンなのでうまく喋ることが出来ないのだ。これでは意思疎通もままならない。盲点だった。腹を立てた上司が大きなしゃもじで私の尻を叩くとその衝撃で私の歯(コーン)は全て抜け落ちた。拾い集めたコーンで床にCORNの文字を象った後、私は会社を飛び出し道すがらオイオイ泣いた。歯もコーンもない私はもうどうしていいかわからなかったのだ。

 

 色々割愛するが、久しぶりに飴ちゃんを舐めたらおいしかったので最近よく買う。美味しいので人にあげたくなったりもする。大阪を出て44年、やっと大阪のおばちゃんになれた、そんな気がした56の夜。(44+56=100)